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お勧めブックスあれこれ〜『どがでもバンドやらいでか!』(丁田 政二郎著、ピュアフル文庫)



 著者:丁田政二郎。1968年神奈川県生まれ。鳥取県倉吉市で育つ・・・。

 私はこの下りを読んだ時、「あれ?この方はもしかしたら、あの『丁田さん』?」と思いました。そう、私は丁田さんのことを、存じ上げているのでした。私としてもとても印象的な人物で、今頃どこで何をなさっておられるのだろう、と長い間思っていたのですが、このような形で彼のお名前と再開することになるなどとは、夢にも思っていませんでした。

 丁田さんはこの小説で、小説家としてのデビューを果たされたようです。しかも処女作にしてジャイブ小説大賞優秀賞受賞とは・・・。

 この小説は、我が母校鳥取県立倉吉東高、そしてその卒業生全員の思い出の中でも最も印象的であろう学園祭でのご自身の経験が、そのベースとなっています。彼自身がモデルになっている主人公宮田は、友人の裏切りに対するリベンジとして、自分自身のバンドを作ることを決意します。やるのは超絶技巧で有名な、日本のフュージョン界の雄、カシオペア!しかし悲しいことに、メンバーがいない・・・。彼は見るからにバンド活動とは縁の無さそうなメンバーを何とかかんとかかき集めて、紆余曲折の末、9月の学園祭のステージに臨みます。

 そう言えば彼は当時、リベンジがどうのこうの、とおっしゃっていましたね。私はその意味が全くわからなかったのですけれども、そのリベンジが当時のステージの上だけではなく、20年以上経った今日このように小説という形でもなされようとは・・・。うーん、さすが丁田さん。

 この小説はそのような80年代の真夏の青春の一瞬を写した、ちょっとレトロなポラロイド写真のようなトーンに貫かれています。

 解説にもありましたけれども、あの当時は携帯もありませんでした。パソコンもありませんでした。ですからコミュニケーションは全て、対面形式で行われていました。でもそれは今のコミュニケーションに比べて、とてもリアルだったような気がします。どちらが良いというわけではない、ただ技術は進化するだけで、我々はそれに従う他はないのですけれども、時としてそのようなリアルなコミュニケーションの方が、実は面白いのではないかな、と感じる時があります。

 この小説の重要なファクターである音楽もそうですね。今の私は音楽を、全てコンピュータで生み出します。しかしそれは、この小説に出てくるような音楽ではない。そこには躍動が欠けています。それは百も承知です。ですから私にとってコンピュータによって生み出された音楽は、むしろ絵画のようなものなのです。もしそこに躍動を加味しようとすれば、人の手を借りなくてはならない。今の私でもそうするでしょう。彼らはたった数週間でしたけれども、その試みに成功したわけです。象徴物、模擬店、演劇、合唱・・・。それが数日後には一瞬にしてキャンプファイヤーの炎の中に消え去ってしまうのだと判っていても、私達はそれに全力を注がずにはいられませんでした。その時の思いが読み進むに従って思い出され、私は何度も苦笑いしました。そうそう、そんなこともあったな、みたいな。強烈な方言と共に(笑)。

 みんなのあの時の思いは、忘却の彼方に消え去ってしまったのでしょうか?私にはそうは思えません。現にそれはこうやって、それを体験した人の手によって、見事に蘇ったのですから。そう、あの時の思いは、皆さんの机の引き出しの中で、もう一度光の当たるのを待っているのです。セピア色になった学園祭のパンフレットと共に。

 というわけで、あの80年代の情熱を「リベンジ」したい皆様、是非ご一読を。特にこのブログを読んでくれている東高の皆さん、皆さんは必読ですよ(笑)。これからもみんなで、丁田さんのご活躍をお祈りしましょう!



 因みに当時の丁田バンドについて、本書には触れられていなかった(あるいは、丁田さんご自身もお気付きでなかった)エピソードを、一つだけご紹介。実はドラマーは、キーボーディストに恋をしていたのでした(笑)。




 ↑よろしければ、是非



at 11:09, やわらぎ気功クリニック 中原勇一, お勧めグッズあれこれ

comments(1), trackbacks(1)

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comment


すみません。
 ご紹介されてる本の内容については ノーコメント っていうことで……。

 そうですね……。

リベンジという 本来ならば否定的……というか破壊的な感情を
 目的達成のための推進剤として活用できるならば
  それはそれで素晴らしいことだと思います。

 自分の周りで起こった あらゆる出来事を
良きものも悪しきものも 全て利用して憚らない……
 最後の勝利を勝ち獲るために
  最後に笑うために……。

 ご説明にある 「友人の裏切り」 は 著者にとって
間違いなくトラウマになったことでしょう。
 ですが 彼は それを単なる<acronym title="き ず">外傷</acronym>のまま終わらせはしなかった……。
  ましてや それを癒そうとすらしなかった……。

 自分が深手を負ったということを受け入れた上で
そこから来る凄まじい痛みを 逆に “覚醒剤” として活かしたんですよね。
 この命ある限りは完敗を喫してなんかいないんだと
  絶えず自らに言い聞かせながら……。


 そう……何十年かのスパンをもっている生涯の中で
失敗というものなど 実は存在しないんです。
 すべては最後の勝利を得るための過程であり
  成功へと繋げていくための布石ですからね。


――なぁーんて 今日はちょっとオイシイことばかり言い過ぎたかな
 と反省し始めてる……
その本性は <acronym title="いにしえ">古</acronym>からの冷血漢に他ならない
 PEDANT,the Treble Returner でした。


 ――――追記――――

 最後から2行目 および中ほどの行にある HTMLタグ “acronym” は
 弊ブログで濫用している擬似ルビ ツールです。
 本来は 略語の正式名称を表示するためのもの
(マウスポインターを合せると それがツールチップとして浮かぶ)ですから
 正確には文法違反なんですけど
 こういう使い方をしたからって どこからもお咎めはありませんので
 HTML編集機能のあるブログサービスを利用してる方……
 よかったら真似してみて下さいね。
 積極的にカスタマイズを行なうことで リピーターが増えるのであれば……。


 <del>   </del>おいおい、なして今日は そげん気前が良かと?
なんか後ろめたいこと あるんやろ、くさん。
 <del>   </del>そのとおり……。おいら、ノスタルジーって駄目なんだ。
ティーンエイジャーから20代初めにかけて、筋金入りのナルシストだったから
その時代にシンクロなんかしようもんなら、底なしの泥沼状態に嵌り込んで………
 <del>   </del>あっ! 本当に沈んじまいやがったぜ、こいつ。


 ――――追々記――――

 上記 会話調の文章に使用した “del” タグは取消し線 表示用……。
 したがって そこを空白にしておけば 任意の長さの罫線が引かれる というわけなのです。
 (上の例だと全角スペース2つに半角が1つ)
 こちらも よかったら盗んじゃって下さいね。










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